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補聴器

補聴器は、音を拾い、拾った音を増幅して外耳道、中耳を経由して聴神経がある内耳に送ります。
 
補聴器の装用が適しているのは?
以下が原因とされる、軽度から中等度の難聴に最も効果的です。

  • 内耳の損傷
  • 過度の騒音
  • 特定の薬剤
  • 頭部外傷
  • 遺伝的な要因

補聴器のしくみ
補聴器は音を増幅します。さまざまな種類や型の補聴器が市販されていますが、基本的な構造は以下のとおりです。

  • 補聴器の作動に必要な電池
  • 音を拾うマイクロホン
  • 音を増幅する増幅器
  • 補聴器の種類によっては、ハウリング(ピーピー音)の防止や音を聴き易く調整するための、デジタル処理装置を内蔵
  • 増幅した音を外耳に伝えるスピーカー
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骨固定型補聴器

骨固定型補聴器は、骨伝導を利用して音声を伝える機器で、主に中耳に問題があって補聴器を使えない方に適しています。

頭蓋骨の耳の後ろの部分にチタン製の小さなインプラントを植え込み、その一部を皮膚から露出させます。一定期間おくと、インプラントがしっかり骨に結合します。歯科用インプラントと同様の原理です。

サウンドプロセッサをインプラントの皮膚から露出した部分に取り付けると、音声が振動に変換されます。その振動が頭蓋骨を伝わって蝸牛を刺激し、それが脳で音として知覚されます。

骨固定型補聴器は、実は、人工内耳よりも歴史が長く、海外では、1970年代に最初の手術が行なわれています。

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人工内耳

人工内耳は、障害がある内耳に代わって、音を電気信号に変え、聴神経に伝える医療機器です。音を大きくする補聴器とは異なり、内耳(蝸牛)の損傷を受けた部分に代わって、脳に音の信号を送る働きをします。

補聴器は主に外耳や中耳に原因がある伝音性難聴に効果があり、内耳が原因で補聴器では効果が少ない重度感音性難聴には人工内耳が有効です。また、人工内耳では補聴器と違って、手術が必要です。

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人工内耳の構成

人工内耳は体内に埋め込むインプラントと体外装置であるサウンドプロセッサから構成されます。サウンドプロセッサは、送信コイルと本体からなる耳掛け型とコイル一体型があり、頭皮を隔てて磁力でインプラントに貼りつきます。

サウンドプロセッサは、洗髪時には取り外せます。電池は補聴器と同様にサウンドプロセッサ内に入れて交換します。

難聴でお困りの方へ

難聴の治療

人工内耳の聴こえのしくみ

人工内耳が、どのように「聴こえ」を脳に届けているかを音声付きアニメーションでご覧いただけます。

人工内耳の適応

2017年に改定された日本耳鼻咽喉科学会ガイドラインです。

装用までのステップ